副業には、単発アルバイトのような一度きりの収益を短期間で上げることができる「フロー型」と、株や不動産への投資のようなインフラを構築し、その後の安定収益を目指す「ストック型」があります。
サラリーマンが副業に取り組む場合、特に後者の「ストック型」がおすすめです。ストックビジネスはインフラ構築まで時間がかかり、すぐに収益が見込めない点がデメリットですが、本業からの収入をすでに持っているサラリーマンは当面の生活面の心配をする必要がないため、じっくりとストックビジネスに取り組むことができます。
ストックビジネスがいったん立ち上がれば、自分が会社で仕事をしている間も、ストック=資産が安定的に収入を稼いでくれます。
ストックビジネスで最も取り組みやすいものとしては、株式投資があります。少額なら数万円から始めることができますし、投資対象、売買方法や投資手法には非常に多くの選択肢があり、自分に合ったスタイルを確立することで高い収益をあげることも可能です。
また、自分が保有している現物資産を他人に貸し出すレンタルビジネスもあります。例えば、自宅の使っていない部屋を旅行者向けの民泊施設として貸し出したり、週末しか使用しない自家用車、バイク等を平日に貸し出したりするといった手段で、遊休資産を有効活用できます。
特に近年は「買わずに借りる」シェアリングエコノミーが活況となっています。使用頻度は高くないけど誰かにニーズがありそうなモノが自宅に眠っていないか、まずはチェックしてみると良いでしょう。